桑葉を軸に今期20品の商品開発へ ミナト製薬(2015.10.8)

ミナト製薬

 ミナト製薬㈱(東京都中央区)は、今期事業方針として青汁素材として定着しつつある桑葉をはじめとした最終商品約20品を市場に投入する。

前期に開発した最終商品は2品のみだったが、新たな販路の開拓が着実に進んだことからこの方面の事業領域を引き上げる。同時にここ数年提案を強めている外食産業への桑葉商材の導入を加速させ、OEM・バルク事業の底上げにつなげる。

 受託事業者としての側面もある同社だが、昨年末と今夏にグラノーラ、スムージーを上市し販路のひとつである成城石井での販売で好感触を得たことから、サプリメントに限定せず様々な形態の商材の開発を進める。具体的には今後詰めていくが、桑葉関連で10品、それ以外の商材で10品を想定している。

 「桑葉に軸足を置くことは大前提だが、例えばふりかけなどの食材も考えられる」とし、これまでの同社商品ラインナップから一歩踏み込んだ広がりが見えそうだ。

 また10月からは自社通販サイトで、店販商材で好評だったグラノーラ、スムージーの2品をラインナップに加え販売を開始した。同2品は、新たに立ち上げたブランド「micoco」として訴求し、今後同ブランドの拡充も図る。

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