雑穀の普及に弾み 日本雑穀協会アワード、金賞発表 (2015.10.8)
日本雑穀協会は9月30日、雑穀の市場拡大に向けた日本雑穀アワードのデイリー食品部門5商品の金賞受賞発表会を都内で開催した。
同協会によると、雑穀の認知は98%以上と高い数値だが、その利用率は約40%に過ぎず、食材として味の面に課題があったとし、「雑穀アワードがその問題を解決できる」と述べ、同制度の活用を促した。
同アワードは2011年に創設した年度表彰制度で、これまでにブレンド雑穀や菓子などの加工食品が受賞してきた。雑穀の利用もパンや惣菜など消費期限の短い食品も広がっていることから今春にデイリー食品部門を新設した。
今回受賞したのは「円熟五穀」(神戸屋)、「五穀ひじきおむすび」(古市庵)、「蒸鶏&キヌアのジャーサラダ」(ケンコーマヨネーズ)、「トマト雑炊ご飯の素」(ヤマダイ食品)、「石臼挽き全粒粉ブレッド」(米麦館タマヤ)の5品。
【写真=パンやジャーサラダなどが金賞を受賞した】