えがお、初の届出受理 ルテインを関与成分に(2015.10.19)


 機能性表示食品として㈱えがおが届け出ていたサプリメント「えがおのルテイン」を消費者庁が受理し、19日から届出情報公開を始めた。同社の届出受理は初。この日の情報更新ではほかにもアスタキサンチンの目の疲労感軽減機能を研究レビューで評価した富士化学工業による届出など4品目が追加。届出総数は114品目になった。

 「えがおのルテイン」の届出受理でルテインを機能性関与成分にしたサプリメントは12品目に拡大。関与成分別届出件数では難消化性デキストリンと並ぶトップタイになった。同品では「ルテインは、網膜中心部の色素量を増やす働きがあり、日常生活で受ける光の刺激から目を保護し、目の健康を維持することが報告されています」と表示する。

 富士化学が届け出たサプリの届出表示は「アスタキサンチンは、正常な目のピント調節機能を維持することで、日常的なパソコンなどのVDT作業による疲労感を軽減することが報告されています」。SRで機能性を評価した届出が受理されたことで、同社では最終商品販売会社に対する届出支援を加速させる見通し。

 また、酵素ドリンクが好調の㈱ステップワールドも初の受理。葛の花由来イソフラボンを関与成分とするサプリ「ヘラスリム」を届け出た。同成分は、「葛の花エキス」を独自素材として展開する㈱東洋新薬が同「メディスリム(12粒)」で届出実績を先んじてあげていたもので、ヘラスリムを製造するのも同社。この日の情報更新では「メディスリム(4粒)」も追加された。

 ほかに受理されたのはGABA(γ‐アミノ酪酸)強化米。以前から「GABAライス」を販売していた㈱サタケが届け出たもので、「血圧が高めな方に適した機能がある」と表示する。

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