アムスライフ決算 前年同期比5%増に(2015.10.22)
健康食品受託製造の㈱AFC‐HDアムスライフサイエンス(静岡市駿河区)は9日、平成27年8月期(平成26年9月1日~27年8月31日)の通期連結業績を発表した。第4四半期において基幹事業のOEM部門で一般食品寄り製品の受注が増え、前年同期比43.7%増となったことなどを要因とし、売上高は同5%増の144億1500万円を計上した。また不採算店舗閉鎖効果などで経費節減が図られ営業利益は同68.5%増の9億5100万円と増収増益となった。
セグメントをみると、OEM部門においてスムージーやゼリーなどの一般食品寄り製品が市場ニーズと一致したことなどにより同12.5%増の77億2000万円を計上した。海外部門では、シンガポールでの安定した取引に加え、フィリピンや台湾、香港において美容商材が好調に推移し、売上は前年を上回った。
一方、通販部門、卸販売部門、店舗販売部門などでは、広告露出量縮小による新規数の減少や、前年好調だった希少糖製品の受注減少、不採算店舗閉鎖による売上高減少などが影響し、それぞれの部門で売上高は前年を下回った。