乳酸菌EC‐12のニキビ改善作用を確認 コンビ(2015.11.12)
コンビ㈱ファンクショナルフーズ事業部(さいたま市桜区)は、殺菌乳酸菌「EC‐12」がニキビ改善に作用することを学生対象の試験で確認した。
試験では29名の学生にEC‐12を4週間、1日400㍉㌘摂取してもらい、肌状態の臨床評価や汗に含まれる抗菌性ペプチドでアクネ菌増殖抑制作用が報告されている「ダームシジン」量を測定。その結果、臨床評価では摂取前の肌状態が悪化している人ほど改善。その改善した14名のダームシジン量は、増加していたことを確認した。このほか、排便状態も改善していた。
また、同社では大豆抽出物「ソイポリア」でも、新たな機能性を見出した。健康な成人女性に同素材を1カ月間200㍉㌘/日摂取してもらったアンケート試験で、髪のハリやコシ、抜毛のほか、爪の薄さが有意に改善したことを認めている。