「関節軟骨を維持」と表示 機能性表示17日受理分(2015.11.19)
甲陽ケミカルが機能性表示食品として届け出ていた、グルコサミンを機能性関与成分とするサプリメントが17日までに受理され、同日から情報公開が始まった。届出表示は「運動や歩行などにおける軟骨成分の過剰な分解を抑えることで、関節軟骨を維持することが報告されています」。
グルコサミンを関与成分としたサプリメントの届出は、「ヒザ関節の動きの悩みを緩和することが報告されています」と表示する、アサヒフードアンドヘルスケアの「ディアナチュラゴールド グルコサミン」に続き2商品目(N‐アセチルグルコサミンは除く)。
いずれも甲陽ケミカルによる研究レビューで機能性を評価したものだが、関与成分の1日当たり摂取目安量は異なり、今回受理された商品は1500㍉㌘。届出受理を受けて同社は今後、グルコサミン塩酸塩を配合した機能性表示食品の届出支援を本格化させると見られる。
また17日の届出情報更新では、小林製薬が届け出たサプリメント「イチョウ葉」、味覚糖によるルテインを関与成分にしたキャンディなど計4品目が追加された。これにより届出総数は142品目。
イチョウ葉エキスを配合した機能性表示食品の届出は3商品目。小林製薬の届出表示は、「イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉 テルペンラクトンは、認知機能の一部である記憶力(日常生活で生じる行動や判断を記憶し、思い出す力)を維持する機能があることが報告されています」と、やはり先行2商品と非常に似通った内容だった。