タイ産濃縮ハーブ原料を供給開始 ブルースター(2015.12.10)
タイの希少なハーブ原料を手掛ける㈱ブルースターは、既存の各種ハーブ原料を約3~4倍に濃縮した原料及びバルク供給を開始した。まずは日本でも馴染みのあるプエラリアミリフィカの濃縮原料を第1弾に、ワーンチャックモッルーク(クスリウコン)やファータライチョン(センシンレン)など日本では希少性の高い植物原料のラインナップを拡充させる。
同社ではこれまで一般消費者向けの最終商品販売がメイン事業だったが、「今後はBtoB事業を増やす。希少性の高い原料をより効果的に広めるためにはクローズドマーケットが最適。ネットワークビジネスを行う企業への提案を強める」(前田忠代表)とし、市販品との差別化を図りやすい業態への供給を本格化させる。
濃縮原料の開発には、提携するタイ国で各種植物原料を手掛けるミラクルハーブスピリッツ社が製造を担う。タイ伝統医学(ペートペンタイ)に基づき植物を選定し、濃縮製法では抽出工程で通常は水を用いるところを、同じ植物の絞り汁に切り替えることなどで有用成分の濃度を高めたという。原価についても、競争力のある価格での提供が可能としている。