トクホの公開規定など見直し 標準処理期間は6カ月に(2016.1.7)


 消費者委員会は、特定保健用食品(トクホ)の調査審議を行う新開発食品調査部会の議事録公開規定の見直しや、審査の標準処理期間を設定し、昨年12月18日以降の会議から適用した。規制改革会議から改善が指摘されたことを受けた措置。

 新公開規定ではこれまで非公開としてきた申請者名、保健用途に係る情報(許可を受ける表示内容は引き続き非公開)、内容量などを公開対象にし、同委のホームページなどで情報を公開する。

 また、標準処理期間は内閣総理大臣の諮問日翌日から6カ月以内の答申発出に努めるとした。ただし、同委が追加資料の提出を消費者庁に依頼した際の提出までの期間などはこの処理期間に含めない。

 さらに、追加資料は合理的な理由がある場合を除き、原則1年以内に提出を求め、提出期間を超過し個別審議が困難だと判断した場合はその旨を答申し、審議を終了する。


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