森永、シンガポールに販売会社 BtoB事業強化(2016.1.21)


 森永乳業㈱は20日、東南アジア・太平洋地域における乳原料製品のBtoB事業を拡大させるための新会社を設立したと発表した。シンガポールに拠点を置き、4月から事業開始する。初年度17億円の売上を見込む。

 新会社「モリナガ・ニュートリショナル・フーズ」は、資本金約2000万円で森永乳業が全額出資。ホエイタンパク濃縮物や乳糖、ビフィズス菌末などを、現地の育児用品粉乳メーカーや原料サプライヤーに供給していく。社長には同社国際部担当部長の青山欽司氏が就く。

 同社によると、乳原料製品の需要は東南アジアなどの地域で旺盛な状況にあり、育児用粉乳やサプリメントなどへの需要を原動力に今後成長が期待できる分野としている。


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