ピクノジェノール 中高年の認知機能改善(2016.1.7)
フランス海岸松樹皮エキス「ピクノジェノール」に、中高年の認知機能改善作用が確認された。イタリアのキエティ‐ペスカーラ大学の研究成果。メーカーのホーファーリサーチ社が「Journal of Neurosurgical Sciences」に論文投稿し、このほど掲載されたことを国内販売代理店の㈱トレードピア(東京都中央区)、DKSHジャパン㈱(同港区)が先月17日発表した。
試験は55歳から70歳までの酸化ストレス値は高いが健常な77名に、健康的なライフスタイル指導を行ったほか、1年間、1日100㍉㌘のピクノジェノールを摂取してもらい、認知機能や決断力の調査と酸化ストレスを測定した。その結果、摂取群は対照群に比べて記憶力や集中力、決断力、交渉能力が有意に改善。体内の酸化ストレス値も有意に減少した。
また、摂取群では睡眠の質にも改善が認められたことから、ホーファーリサーチ社では「ピクノジェノール摂取による睡眠改善効果が、認知機能改善にも関わっている」と示唆している。