EPA・DHA 届出じわり増加 機能性表示食品(2016.2.1)


 機能性表示食品の届出で、EPA・DHAを機能性関与成分にした商品が増加している。1日の届出情報更新で、ファインが届け出たサプリメントが追加、これによりEPA・DHAを関与成分にした機能性表示食品の届出総数は計13品目となった。そのすべてが中性脂肪の低下作用を訴求している。

 EPA・DHAを関与成分にした機能性表示食品を最も多く届け出ているのは6品目のマルハニチロ。魚油の原料供給も行う同社は、臨床試験受託のCPCCに研究レビューを委託。その結果を丸ごと活用した届出も行われており、今回のファインも含め、これまでにサプリメント3品目で受理されている。

 EPA・DHAを関与成分にした機能性表示食品を巡っては、加工食品を中心とする少なくとも13品目について日本水産が昨夏に届出書類を提出しており、現在受理待ちの状態。マルハニチロによる届出が順次公開されている中で、ニッスイの届出が一向に受理されないことに、業界からは訝る声も一部で聞かれる。

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