健康産業界の専門紙・健康産業流通新聞

　㈱電通九州・ダイレクトマーケティング部は、通販の消費購買を把握することを目的に女性1万人規模の大規模調査を実施、今後注目する健康食品としてミドリムシ（ユーグレナ）やエラスチンを挙げていることが分かった。

　調査は昨年8月、過去3年以内に通販利用経験のある30歳以上の女性1万380人を対象にインターネットで回答を得た。健康食品やスキンケア、ヘアケアなどの購入時の重視点や利用意向などを質問した。

　健康食品の原料や成分で注目している、関心のある成分についての質問では、前年との対比率でミドリムシ（163％）、エラスチン（133％）、リコピン（127％）、ルテイン（124％）、アスタキサンチン（120％）などが挙がった。摂取している健康食品では、ビタミンＣが16％、乳酸菌が13％、コラーゲン、ブルーベリー、青汁がそれぞれ11％だった。

　健康に関する悩みでは、30～70代のすべての層で「肩こり・腰痛」が挙げられ、50代以降は「視力の衰え」が気になる結果となった。