サビンサ インド素材を飲料にも フーデックス出展(2016.2.25)
ダイエット作用や美肌作用などが確認されている植物抽出物を清涼飲料水など一般ドリンク類にも広く採用してもらう目的で、サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区)が、アジア最大級とされる食品・飲料専門展示会「フーデックス・ジャパン」(3月8日~11日、千葉・幕張メッセ)に初めて出展する。
展示会では、ガルシニアカンボジア果実抽出物「シトリン」やアムラ果実抽出物「サベリー」など、同社が取り扱う植物抽出物の中でも水溶性に優れた素材をアピール。これらの素材を配合したペットボトル飲料などを試供し、ドリンク類にも配合可能であることを認知してもらいたい考え。
インドの伝統的ハーブ素材を原材料にしたサプリメント原料を数多く取り扱う同社にとって、ドリンク市場は未開拓市場。「飲料類には使いにくいというイメージをもたれている」(同社)という事情もあった。今回の展示会出展などを通じ、そうした先入観を払しょくし、ドリンク市場への拡販を図りたい考えだ。
フーデックスでアピールする素材としてはほかに、ザクロエラグ酸、ジンジャードライ(ショウガ抽出物)などを予定している。アピールする素材のうち、特にザクロやアムラ果実は、いわゆる〝スーパーフード〟として市場展開できる可能性を秘めている。