初のヒト試験で抗メタボ作用確認 セティの植物性キトサン(2016.3.3)


 セティ㈱が供給するベルギーのキトザイム社製植物性キトサン「キオニュートリム‐CSG」が、初のヒト臨床試験により、体重やBMI、体脂肪などを低下させることが確認された。セティではこの知見を基に、抗メタボ、生活習慣病対応素材として提案を強化していく考え。

 試験は、BMIが26以上、35以下の成人男女86名を対象に実施。1日あたり2.5gのキオニュートリム‐CSGを90日間、食事の15分前に摂取してもらい、BMIや腹囲、血中中性脂肪、LDLコレステロール値、HbA1cなどを測定し、摂取前と比較した。

 その結果、摂取45日後には体重やBMI、体脂肪、内臓脂肪、HbA1c、ウエスト及びヒップ周径が有意に低下。この全ての項目は、90日後も有意差があった。

 この研究結果は今年、学術誌「ニュートリションジャーナル」に論文掲載されている。

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