「腰の不快感軽減」で届出受理 ファンケルの「腰ラックス」(2016.3.7)
㈱ファンケルが機能性表示食品として届け出ていたサプリメント「腰ラックス」を消費者庁が受理し、7日、届出情報を公開した。
表示しようとする機能性は、「本品にはテアニン・ピペリン・クレアチン・プロテオグリカンが含まれるので、日常生活(立ち上がる、かがむ、起き上がる等)で生じる腰の不快感を軽減する機能があります」。最終商品の臨床試験で科学的根拠を説明している。
ファンケルは以前から健康食品「コシラックス」の名称で健康食品を販売しており、機能性表示食品としてリニューアル新発売するものとみられる。これにより、同社による届出は計6品目となった。「腰」に言及する機能性表示は、届出全体を通じて初の事例。
最終商品の臨床試験を機能性の科学的根拠としつつ、配合した複数の原料に含まれる有効成分をそれぞれ機能性関与成分とする手法は、同社の機能性表示食品「えんきん」と同様。届出書では、腰の不快感改善に関する各関与成分の作用機序を考察した上で、「腰まわりの血行を改善し、筋肉や軟骨組織へ複合的に作用した結果、腰の不快感の改善に至ったと考えられる」としている。