消費者啓蒙を今秋にも 日本プロポリス協議会が総会(2016.3.10)
日本プロポリス協議会は7日、平成28年度定時総会を開催、今期事業計画として各種蜂産品を啓蒙するイベントを実施する方針を明らかにした。
同様のイベントは3年前に「はちまつり」の名称で実施、共催したブラジルの養蜂団体が講演するなど一般消費者含め約400名が来場した。今期中の実施に向けたイベントはいまだ具体的な企画は詰まってはいないものの、前回同様に蜂産品団体と連携、調整し、プロポリスを中心とした蜂産品の一般消費者への啓蒙を図る方針だ。
また昨年来進めているプロポリスの機能性表示食品実現に向けての会の活動方針として、品質規格委員会を中心としたワーキンググループ内で様々な角度からその可能性を協議しており、「ハードルは高いが、協議会としての届出も可能と考える」と角田汎造会長がコメントした。
また今期事業計画として、同会のプロポリス自主基準である認定之証の普及拡大について会員の協力を促した。
総会2部では㈱秋田屋本店の中村正社長が「プロポリス研究への取り組み」の演題で講演し、これまで研究が定かではないプロポリスの肝・胆道障害に対しての予防効果をマウスを用いた実験成果を報告した。
【写真=総会会場の様子(3月7日、東京・中野区)】