発酵紅参とハトムギエキス エルエスが原料を拡充(2016.3.24)


 健康食品の受託製造や原料供給を手掛ける㈱エルエス・コーポレーション(東京都中央区)が、取扱い原料の拡充、強化を進めている。「低分子ヒアロコラーゲン」「タモギセラミド」といった独自原料を取り揃えている中で、今月から新たに、「発酵紅参CK20」と「ハトムギCRD SD粉末」の2素材について供給を開始した。これにより、原料提案とともにOEM商品開発の幅を広げる狙い。

 発酵紅参では、粉末品とエキス(液体品)の2品目を用意。ユーザー用途に応じて提供する。

 同素材は、紅参の有効成分ジンセノサイドが体内代謝されて産生される活性成分コンパウンドK(CK)の含有量を規格化したもの。紅参を発酵させることで、含有する総ジンセノサイドの20%以上がCKとして含まれる。腸内細菌との兼ね合いで、ジンセノサイド代謝ができない体質を持つ人でも、体感性が期待できるという。

 ハトムギCRD SD粉末は、国産ハトムギの子実、渋皮などを酵素処理した上で、スプレードライで粉末加工したもの。ハトムギCRDは、鈴木信孝・金沢大学大学院特任教授らが研究開発した美容(美白)食品素材として知られ、以前から流通していた原料だが、新製品のスプレードライ(SD)品に関しては、同社が総販売元として供給を進める。

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