健康産業界の専門紙・健康産業流通新聞

　経済産業省が発表した2月の商業動態統計（速報）によると、ドラッグストア（1万3615店舗）の商品販売額は4422.56億円で、前年同月比10.4％（418.08億円）増と11カ月連続で前年同月実績を上回った。2ケタ増も昨年5月以来9カ月ぶり。

　商品別では健康食品が152.94億円で同7.8％（11.13億円）増、ビューティーケア（化粧品・小物）が626.85億円で同8.1％（46.82億円）増、食品が1143.53億円で同12.4％（126.38億円）増と、いずれも11カ月連続で増加した。

　調剤医薬品は332.29億円で同15.0％増、ＯＴＣ医薬品は655.09億円で同10.5％増と、いずれも2ケタ増だった。

　都道府県別では栃木（同29.9％増）を筆頭に沖縄（29.3％増）、茨城（同19.9％増）などで大幅に増加。千葉（同17.8％増）、東京（同13.3％増）、埼玉（同12.1％増）など首都圏も全国平均の伸びを上回った。近畿は京都（同12.0％増）、大阪（同9.0％）、兵庫（同1.0％増）など、いずれも前年同月実績は上回ったが、伸び率はやや鈍い。