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　㈱資生堂がグルコシルセラミドを関与成分とする特定保健用食品として「肌が乾燥しがちな方に適す」旨の表示を申請していた清涼飲料水「素肌ウォーター」について、消費者庁は1日、表示を許可し、発表した。トクホで肌に対する機能表示が許可されたのは初。グルコシルセラミドを関与成分とするトクホも初となる。

　同品の発売日や販売計画などについて資生堂は1日、「すべて現在のところ検討中」だと取材に答えた。

　許可された表示内容は「本品は、肌から水分を逃がしにくくするグルコシルセラミドを含んでいるので、肌が乾燥しがちな方に適しています」。また摂取上の注意事項として、「本品は皮膚疾患の治療薬ではありません」などと表示する。

　消費者委員会は、同品をトクホに認めて差支えない旨を昨年12月22日に答申していた。

　資生堂が消費者庁に申請を行ったのは2011年11月のこと。許可までにおよそ4年半の期間を要した。この間に機能性表示食品制度が施行され、肌乾燥に対する機能性を表示するサプリメントなどの販売が昨年から始まっている。