健食、化粧品原料で技術協力 長瀬産業と岡山大(2016.4.7)
長瀬産業㈱(東京都中央区)は、子会社の㈱林原が事業展開する食品や健康食品、化粧品、医薬品原料を中心に岡山大学と相互に技術協力するなど、包括的な連携・協力に関する協定を3月22日締結した。学術研究の振興と研究成果の社会活用の推進を図る目的としており、期間は来年の3月31日まで。
長瀬産業グループと岡山大学は、これまでに医療機器・材料の基盤となる「リン酸化プルラン」や、機能性色素を活用した人口網膜の研究開発など複数分野で連携し、成果を挙げてきた。今回の協定で、より密接な人的交流を図るとともに、岡山大学の持つ技術や特許、長瀬産業の有する製品や技術力を相互に利用し、新しい原料、製品などを作る構想だという。
なお、協定は双方から辞退の申し出がなければ、来年3月以降も継続される。