対前年2.1%増 サプリなど好調 日本アムウェイ(2016.4.21)
日本アムウェイ合同会社(東京都渋谷区)は12日、2015年12月期の業績を発表、対前年2.1%増の988億9900万円の売上となった。特にハウスウェアや栄養補給食品カテゴリーが好調に売り上げた。
カテゴリー別の売上をみると、ハウスウェアが対前年8%増の243億5400万円、栄養補給食品が同4%増の430億6400万円、ホームケアが同1%増の31億8800万円、パーソナルケアが同3%減の255億5100万円、その他が同4%減の27億4100万円だった。
ディストリビューター数は前年より1万組多い約70万組で、愛用者となるアムウェイショッピングメンバー数は1万組減り約7万組となった。
昨年のブランド概況では、栄養補助食品ブランド・ニュートリライトにおいて販促ツールの強化とともに様々なイベントや雑誌を通じてプロモーション展開を進めた。客観的な情報とデータをもとに、同ブランドが高い製造品質管理基準で製造していることや、製品に含まれるファイトケミカルの重要性を啓発するなど、製品の優位性を広く周知させる活動を続けてきた。
札幌にカフェ併設のプラザ
日本アムウェイでは、一般消費者向けのカフェを併設したアムウェイ・プラザ札幌を移転・リニューアルオープンした。アムウェイの日本でのカフェ開設は初めて。
装いも新たなプラザとカフェは、木をはじめとした自然・天然素材を多く使用し、心地よい空間を演出し、気軽に立ち寄れるよう設計した。今後はパブリックイベントやセミナーなどを開催することで、地域に密着した人々が集う解放感のあるコミュニティ空間に育てていく。カフェでは、ファイトケミカルの栄養素が手軽に摂れるドリンクやフードを提供していく。
なお9日にはオープンを記念したセレモニーを開催、約100名が出席した。挨拶したピーター・ストライダム社長は、「プラザとカフェを通して、商業活動や人々との交流を積極的に行うことで地元の皆様との結びつきを強くしていきたい」と語った。また在札幌米国総領事館首席領事や北海道日米協会専務理事らも来席し、同プラザ・カフェの船出を祝った。
【写真=カフェ開設のオープニングセレモニーで挨拶する日本アムウェイのストライダム社長(写真左)と、新たにオープンしたカフェ】