グループ再構築し商品刷新も クレディHD(2016.4.21)
植物性ケイ素濃縮液を手掛ける一般社団法人グラントは、ケイ素などの機能成分の配合比率を数倍に高めた新原料を開発、併せて研究開発から製販のグループ体制を再構築し、全国の代理店展開を進めていく。
新体制では、開発部門であったグラントを一般社団法人クレディホールディングス(兵庫県尼崎市)に改称し、最終製品の販売を担う㈱クレディ創食、製造を担当する合同会社クレディ食品をそれぞれ設けた。またこれまで研究分野に携わってきた㈱バイオシリカ研究所は事業内容はそのままに、4事業体がそれぞれの分野を追求することでグループとしての活動を最大限発揮できる体制を整えた。
「これまで販売面を1社に託していたが、今後の代理店展開を見据え、グループ内にそれぞれの事業を集約させ効率化を図る新体制に切り替えた」(担当者)とし、事業体制変更と併せ新原料を用いた最終製品も刷新した。
これまでのケイ素濃縮液から数倍機能性を高めたタイプに加え、タブレット、液体(スタンダード品)、ケイ素配合水素水の計4品とラインナップを拡充した。日本成人病予防協会の推奨品として展開する。
また各代理店展開で手薄の販路となっていたドラッグストアや量販店などの一般流通の開拓をクレディ創食が推し進める。「植物性ケイ素を世に広めることを目標としているが、各代理店の営業活動にも限界はある。代理店の営業エリアを侵さずにサポートしていく」とする。
【写真=ケイ素の配合比率を大幅に高めた濃縮液「絶好調」】