スティック包装で新ライン トンボ飲料(2013.11.7)
健康飲料など受託製造のトンボ飲料㈱(富山県富山市)はこのほど、スティック包装ラインにびん口仕様を新たに導入した。これまでゼリー形状のみのスティック充填だったが、びん口仕様の導入により液体の充填も可能となり、より顧客のニーズに合わせ企画提案を進めていく。
同社ではびん口仕様について、開封時・使用時の液こぼれリスクが予想され液体の充填・製造は見合わせていたが、クライアントからのゼリー以外の液体充填への要望が多かったことから今回の導入となった。
びん口とは、切り口横の中身が入った袋状の部分が細くなるようにシールされた形状のこと。①液体などがこぼれにくい②開けやすい③注ぎやすいなどの利点がある。同社では「濃縮の酵素飲料などは持ち運びが不便。小分けして使い切れるスティック包装の良さをアピールする」(担当者)という。
スティック包装は10、15、20㌘の容量に対応する。受注ロットは3万本から。
【写真は液体充填にも対応するびん口仕様のスティック包装】