スーパーフード学術機構が発足 対象食品の選定、有用成分など定義(2016.5.9)
市場拡大するスーパーフードを学術的な視点から科学し、的確な情報を発信していくことなどを目的に、一般社団法人国際スーパーフード学術機構が設立、先月28日から活動を開始した。対象食品の選定をはじめ、有用成分の規定、認証商材に関わるガイドラインを策定することで、一般市場への普及啓発につなげる。食品選定では、チアシードやマカなど市場に多く流通する知名度の高い素材の検証をまず手掛けることが有力視されている。
大阪大学の小林昭雄名誉教授、同大の山口明人名誉教授、大阪大学産業科学研究協会の山野章理事長、大阪大学産業科学研究所の木村泰裕特任教授の4名を組織メンバーに固め、機構長、理事長、理事統括、事務局長の任に就く。関連商材を取扱う企業の参加も募る。すでに複数社の参加が見込まれている。