テアニン、国内外で大幅増 太陽化学 2016年3月期決算(2016.5.9)
太陽化学㈱は2016年3月期決算を9日に発表、機能性素材を取扱うニュートリション事業ではカテキンやテアニンなどサプリメント用途が伸張するなどし、同事業の売上は対前年比2.3%増の70億7100万円となった。営業利益は同36.8%増の9億7400万円。
同事業の概況は、カテキンが国内の飲料用途は低調だったが、米国・アジア市場のサプリ用途が伸張した。テアニンは、国内の飲料・サプリ用途、米国でのサプリ用途がそれぞれ大幅に増加した。水溶性食物繊維は国内の医療用途は伸張したが、欧州市場が低調だった。
なお全体売上は、同3.3%増の394億9200万円だった。