アルコール対応のトリュフ抽出液をPBで 新潟麦酒(2016.5.12)
地ビールの生産などを手掛ける新潟麦酒㈱(新潟市西蒲区)は、特有の香りを持つキノコ・トリュフの抽出液を用いたゼリー食品「アスラックス」の販売を先月から開始した。アルコール対応食品として売り出す。
同社は5年前にトリュフの人工栽培に成功、機能性素材としてエキス加工した原料を健食業界はじめ、一般食品業界向けにも提案を進めてきた。
今回のPB展開について、「これまでの研究で、DHEAを含有することからアンチエイジングの機能を軸にしてきたが、新たにアルコール代謝を促進することを見出したことから訴求ポイントを絞り込めた」とし、自社での販売に乗り出した。併せて原料の提案もこれまで同様進めていき、機能性を持つトリュフ素材の存在感を高めていく方針だ。
「アスラックス」は、トリュフ抽出液を配合した、食べやすいようオレンジ風味に仕上げたゼリー状の商品。3包入、1000円(送料、税込)。徳用の20本入(6000円)も同時発売する。自社通販はじめ、量販店やスーパーなど一般流通の販路も開拓していく。
【写真=ゼリー状で食べやすい「アスラックス」】