4種菌で研究レビューを実施 日東薬品工業(2016.5.23)


 医薬・食品用原料として乳酸菌とビフィズス菌を供給している日東薬品工業㈱はこのほど、機能性表示食品制度への対応を目的に研究レビューを実施した。

 レビューを実施したのは、乳酸菌のラブレ菌とガセリ菌、ブレビス菌、アシドフィルス菌。期待する健康効果は、全ての菌が〝腸内フローラを良好にし、便通を改善する〟というもの。

 また、同社では乳酸菌の代謝産物が抗肥満効果を示した知見など、蓄積したエビデンスにより供給する乳酸菌を提案。これにより、乳酸菌原料の2015年度売上(今年3月末)は前年度比65%増加した。供給は医薬品原料中心だが、最近は食品用途でも拡がっており、この需要増加に対応するため、同社綾部工場は今年3月に設備増強を行い、年間生産量を従来の約1.4倍に高めている。

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