法規制 産業界の「手助けに」 IASDA会長講演(2016.5.12)
世界各国のサプリメント業界団体が所属するIADSAのリック・ホビー会長(=写真)が、4月21日に都内で開催された国際栄養食品協会(AIFN)主催セミナーで来日講演を行い、「法規制が変更された時に業界は、非常な労力、理解、忍耐が必要になる」と述べた。
会長は、サプリメントの法規制について「知識や情報収集に対する投資を止めたり、妨げになったりしてはいけない」と述べ、「(産業界の)手助けをすべきもの。そうすることで成功や成長、発展に貢献することができ、最終的にはコンシューマーが恩恵を受けることになるものだ」と語った。
また、規制当局者の考えについて「実際はもっと話し合いの場を設けたいと思っている」との見解を述べた上で、「業界の仕事はそうした情報交換の場で有効なメッセージを伝えていくことだ」とアドバイスした。
質疑応答では規制当局との関係づくりについて質問され、「大切なのは、部門あるいは部署全体の若手からシニアまで巻き込みながら関係構築すること」だと答えた。