188製品で指定薬物など検出 厚労省12年度買上調査(2013.11.7)
厚生労働省は、2012年度の無承認無許可医薬品等買上調査で買上げた313製品中、188製品から指定薬物等を検出したと発表した。指定薬物等が検出された製品はすべて違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)で、買上げ製品195製品から28種の指定薬物、1種の麻薬を検出したという。指定薬物等が検出された製品については、各都道府県を通じて既に販売停止・回収等の措置が取られたとしている。
いわゆる健康食品については、強壮効果を目的に販売されていた118製品を、33道府県を通じて買上げて分析を行ったところ、医薬品成分は検出されなかったという。
同調査は各都道府県への委託事業として毎年実施しているもので、同年度は46都道府県が実施、国立医薬品食品衛生研究所において分析が行われた。