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　総務省統計局が5月31日に公表した2016年4月の家計調査速報（二人以上世帯）によると、1世帯当たりの健康保持用摂取品（サプリメント）の支出額は、前年同月比が名目12％増の1251円と、2カ月連続の2ケタ増を記録した。

　勤労者世帯の支出額は8.3％減の764円と減少に転じたものの、主要支出者層の無職世帯が44.7％増の2030円と大きく支出を増やした。今年1月調査以降、無職世帯のサプリメント支出額は増加傾向にある。

　サプリメントのほか医薬品や保健医療サービスなどを含む「保健医療」支出も増加しており、4月は前年同月比が物価変動を除く実質で2.3％増の1万2759円と5カ月連続で増加した。