機能性表示食、新規成分が2つ アーユルヴェーダハーブ由来成分など(2016.6.9)


 機能性表示食品の届出情報更新が8日、9日の2日連続であり、サプリメントが1品ずつ追加された。追加商品の機能性関与成分は、クロセチン、ターミナリアベリリカ由来ポリフェノールの2成分で、いずれも初の受理。

 受理されたサプリ2商品は理研ビタミンが届け出た「クロセチンアイ」と、東洋新薬による「ターミナリアベリリカタブレットT」。東洋新薬による届出件数は計30品目となった。

 「クロセチンアイ」の表示しようとする機能性は、「パソコン作業などによる目の疲れから生じるピント調節機能の低下を緩和し、目の調子を整えることが報告されています」。クロセチンは、クチナシ果実に含まれるカロテノイドの一種。

 一方、「ターミナリアベリリカタブレットT」は、「本品には、ターミナリアベリリカ由来ポリフェノール(没食子酸として)が含まれるので、食後に上がる中性脂肪を抑える機能があります」などとなっている。同品は、ターミナリアベリリカ果実の水抽出物を配合したもの。ターミナリアベリリカ果実は、アーユルヴェーダで用いられるハーブの一つ。

 今年年度はすでに2カ月余りが経過したが、4月1日以降の届出受理商品は計7品目にとどまる。

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