全国百貨店売上、3カ月連続減 化粧品は伸びる(2016.6.23)


 日本百貨店協会は20日、2016年5月度の全国百貨店売上高を発表、対前年同月比で5.1%減の4629億円で3カ月連続のマイナスとなった。


 全売上の97%を占める国内購買客の消費マインドの低下に加え、訪日外国人の動きも鈍かった。訪日外国人の購買客数は同12.7%増の約23万人だったが、一般物品から消耗品への購買品目の変化や、購買単価の下落傾向が響き、売上高は同16.6%減の約134億円の2カ月連続の前年割れとなった。商品別では、家庭用品や食料品のマイナス傾向が続くなか、化粧品は14カ月連続のプラスとなった。

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