スーパーフード 20代女性で利用広がる 電通調査(2016.6.23)
20日に㈱電通が発表した消費者意識調査で、アサイーやココナッツオイルなどのスーパーフードの利用が20~30代の女性層で広がっていることが分かった。食事の時に野菜を先に食べるベジタブルファーストの実践も女性で3人に1人の割合との結果で、食事の仕方への健康知識が浸透していると分析している。
調査は今年4月8~10日の3日間、全国の20~60代の男女1000名を対象にインターネットで行った。
スーパーフードの名称認知は、特に女性20代で高く女性全体では6割。日常の食事に取り入れている食材としても、女性20~30代の約2割がアサイーやココナッツオイル、チアシードを3カ月以内に食べたと回答。また食事法についても、ベジタブルファーストはじめ、ファスティングの実践も14%にのぼり、グルテンフリーは実践割合は低いものの、その認知は30%を超えていた。
同調査では、機能性表示食品の認知についても調べており、「名称を聞いたことがある程度」までを含めた認知は80%だった。ただ、「制度の内容を知っている」は7.5%に止まり、制度内容を熟知した人の割合だけみると昨年9月の同様調査の8%にも届かない結果となった。なお機能性表示食品を1年以内に購入した有無の質問では、男性24.9%、女性18.3%だった。