プリン体吸着サプリ8月投入 初年度3億円見込む(2016.7.7)
高分子キトサンを主要原料に、ビール摂取時のプリン体吸着・排出の機能性を打ち出すサプリメントを小林製薬㈱が8月に販売開始する。まずはドラッグストアなどの店販でサイドネット什器などを用意して売り出しながら、9月からテレビCMなどで販促を底上げし、「プリン体対策サプリメント」の新たな市場を創出する。初年度売上3億円を目指す。
同品は、昨年同時期に機能性表示食品として販売展開することを明言し、消費者庁に書類を届け出ており、複数回やり取りをしていた。一方、当初予定していた〝尿酸値が高めの方に〟のコピーを使用せずとも需要を喚起できるなどとの判断から、健康食品として販売することに方針転換した。
新製品「プリトロール」は、3粒摂取でビールジョッキ4杯分(約2㍑)に含まれるプリン体を吸着・排出するという。27粒入で税抜800円。
【写真=7日に開いた小林製薬秋の新製品内覧会にて(東京・有楽町)】