レスベが炎症による痛み緩和 ファンケル、動物試験で確認(2016.7.14)


 レスベラトロールに炎症による痛みを緩和する作用のあることを動物試験で確認したと㈱ファンケルが14日、発表した。麻布獣医学園麻布大学との共同研究で明らかにしたもので、研究成果をまとめた論文が、海外学術誌「Molecula Pain」などにこのほど掲載された。今月開催される第39回日本神経科学大会でも発表する予定。

 発表によると、炎症性の痛みを持った動物にレスベラトロールを投与したところ、痛みを感じる閾値が上昇し痛みが緩和させることが分かったほか、炎症が起きてから1日目よりも2日目の方がより痛みを抑制したという。

 同社では引き続き研究を進め、「腰痛や関節痛にアプローチする食品」の開発を行うとしている。

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