ヘルシーDo活用を提案 機能性表示食品との組合わせも(2016.7.14)
北海道のブランド力や一次資源の農作物を活用した食関連ビジネスを推進する北海道庁は13日、北海道でのビジネスをの魅力や道の支援体制などを紹介する「北海道フードビジネスセミナー」を、東京・中央区のロイヤルパークホテルで開催した。
この中で、北海道バイオ工業会の三浦健人氏(㈱アミノアップ化学)が講演し、道独自の機能性表示制度の「ヘルシーDo」と機能性表示食品制度を併用した付加価値化の可能性について語った。同氏は、機能性表示食品と「ヘルシーDo」を併用により、「機能性表示ができ、公的なお墨付きがあるものができる」と、併用のメリットを述べ、実際に両制度を活用した同社製品が機能性表示食品の届出を行ったことを紹介。「機能性表示食品までは届かないが、ちゃんと研究して機能性が確認されたものは沢山ある。そういったものを『まっとうな健康食品』というかたちでブランド化するのがヘルシーDoだ」と語り、機能性表示食品や、特定保健用食品(トクホ)へのステップアップの選択肢としてヘルシーDoは有用だと説いた。
【写真=北海道バイオ工業会の三浦健人氏(7月13日、東京・中央区)】