セサミンに続きグルコサミン受理 サントリー子会社(2016.7.19)
サントリーウエルネス㈱が届け出た機能性表示食品のサプリメント「サントリー グルコサミン&コンドロイチン」を消費者庁が受理し、届出情報を15日公開した。同社からの機能性表示の届出は「サントリー セサミンEX」に続く2品目。今回届け出た機能性関与成分は、グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、ケルセチン配糖体の3成分だが、研究レビューを行っている。
届出情報によると、表示しようとする機能性は「グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、ケルセチン配糖体の3成分の組み合わせには、移動時のひざ関節の悩みを改善することが報告されています」。研究レビューでは、同3成分の組み合わせの継続摂取に伴う、健常者に対する膝関節機能改善効果を検証したランダム化比較試験に関して実施。最終的に1報の文献を採用したという。
複数成分を機能性関与成分として届け出た例は前にもあるが、これまでのところ機能性の科学的根拠については最終商品の臨床試験が大半。また関与成分個別に研究レビューを行った例もあったが、今回のように成分の組み合わせによる有効性をレビューしたのは初と見られる。