新規成分など7件の情報を公開 機能性表示食品(2016.7.19)


 消費者庁は19日、機能性表示食品の届出情報を更新し、「宮古BP(ビーピー)」(㈱うるばな宮古)など、サプリメント形状の加工食品3件、「アマニオイル」(日本製粉㈱)などその他加工食品4件の計7件の情報を新たに公開した。これで今年度に同庁が届出を受理し情報公開したのは全部で43件に達した。

 「宮古BP(ビーピー)」は、新規の機能性関与成分となる「宮古ビデンス・ピローサ由来カフェー酸」を含み、「目や鼻の不快感を軽減する機能があることが報告されています」との機能性を表示する。機能性確認は研究レビュー(1報)で評価した。

 「アマニオイル」も、新規成分となる「α‐リノレン酸」を関与成分に、「コレステロール値が高めの方に適した食品」と表示する。同製品も機能性確認は研究レビュー(4報)を用いた。

 このほか、アサヒ飲料㈱の清涼飲料水「届く強さの乳酸菌」は、「プレミアガセリ菌CP2305(L.gasseri CP2305)」を機能性関与成分に、最終製品を用いた臨床試験で排便回数および便臭改善を確認、「腸内環境の改善に役立つ」との機能を表示する。森永乳業㈱のカプセル食品「森永 BB(ビービー)536」も、「ビフィズス菌BB536」を関与成分に、整腸作用を表示する。

 味覚糖㈱は「味覚糖のど飴 プラス すっきりレモン」などキャンディー2件を届出。いずれもモノグルコシルヘスペリジンを関与成分に、「気温や室温が低い時に低下した末梢の血流量を上昇させて正常に戻すこと、末梢の体温を維持することが報告されています」と、血流改善を表示する。ロート製薬㈱として2品目の「ロートVチュアブル」は、「ルテイン、ゼアキサンチン」を関与成分に、「くっきりとものを識別する力をサポート」と表示するタブレット食品。

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