ファンケル 健康づくりの実践へ 〝食事〟など提供の新事業(2016.7.7)
㈱ファンケル(横浜市中区)は、健康的な〝食事〟と〝情報〟を提供する新たな事業を始める。6月25日に開いた第36期定時株主総会後の株主らを対象とした懇親会場で将来的な新規事業の構想が明かされた。
具体的な事業内容は今後詰めていくとするが、同社が20年以上にわたり蓄積した健康づくりのノウハウやサプリメントの知識を活用し、医師、料理家などと連携したうえで、使用する具材や調味料なども選定するなどし、理想的な食事メニューを提供する。最終的には自宅でできるレシピなどを作成し、個人レベルで健康づくりを実践する機会を創出させる。
なお株主総会で決議された、取締役15名の選任(新任1名含む)、監査役2名の選任、株式の大量買付行為に関する対応策継続の3つの議案は原案通り承認可決された。
ファンケルクラシック開催へ 8月19~21日
また同社は、今年で16回目となる「ファンケルクラシック」を8月19~21日の3日間、静岡県裾野市の裾野カンツリー倶楽部で開催する。「シニアの元気が日本の元気!!」のスローガンのもと、シニアプロ70名、アマ5名の計75名が出場する。昨年同様に2万人以上のギャラリーを見込む。
今年は大会をより盛り上げるため、60歳以上のプロ選手上位3名に授与するグランドシニア特別賞に加え、新たに50歳代のプロ選手上位3名に授与するシニア特別賞を新設し、賞金総額が昨年の6300万円から7200万円に増額した。
大会期間中は、地元の700名のボランティアに加え、同社グループの従業員約500名もスタッフとして対応する。昨年同様にドリンクコーナーの設置や、骨量測定などの健康チェックコーナーなどを設ける。