八幡物産、「解釈に相違」 「ブルーベリー」届出撤回巡り(2016.7.21)


 日本アントシアニン研究会が、八幡物産が販売している機能性表示食品「北の国から届いたブルーベリー」の届出撤回を求めている問題で、同社は20日、この問題の背景には、研究会と同社の間で届出ガイドラインに対する「解釈の相違が根本にある」との見解を示した。研究会側が13日付で公表した文書に対する見解。健康産業流通新聞などの取材に書面で回答した。

 同社は取材に19日付で回答した書面で、研究会が指摘している同等性の問題について、同社の解釈では、ガイドラインに則った観点から同等性の考察を行い届け出ているため「問題ないものと判断している」と回答した。

 また、採用文献が示す結論では届出表示の一部の機能性(目の疲労感緩和)が否定されているとする指摘についても、「弊社と同研究会との統計解析の結果における解釈の相違」があるとし、「(同機能を)肯定する採用文献であると解釈している」などと回答。研究会とはおよそ異なる考え方を示している。


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