今年の豆乳生産量32万㌔㍑予測 日本豆乳協会(2016.7.21)


 日本豆乳協会は、2016年(1~12月)の豆乳総生産量が、前年から2万㌔㍑増えて32万㌔㍑になる見通しを明らかにした。増加した要因には、豆乳鍋などの料理やスムージー、シリアルなどに利用され、需要が増えたことを挙げている。

 四半期別生産量では、今年1~3月は7万1100㌔㍑で、前年同期の6万8400㌔㍑に比べて2700㌔㍑増えている。女性消費者を対象にしたアンケート調査では、年間で豆乳料理をしたことがある人は15年が47%、16年が50%で3%増加。同協会によれば、パンやドーナツ、ケーキなどの調理でも利用が増えているという。
豆乳の食品への利用が増える一方、豆乳飲用者も年々増加しており、毎日継続して飲んでいる人は現在14%と同協会は示した。

 今後、同協会では更なる豆乳の普及を目的に、今年で3回目となる高校生を対象にした「豆乳レシピ甲子園」を開催することを発表。最優秀賞1作品、優秀賞2作品など各受賞レシピの発表は、豆乳の日となる10月12日に行う予定だという。

 また豆乳の日には、筋肉をつけるために豆乳から良質なタンパク質が手軽に摂取できることを啓発する「スポーツ×豆乳キャンペーン」を高等学校対象に実施する。10月に体育祭やスポーツイベントを行う学校に、抽選で豆乳を提供する。


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