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　乳タンパク加水分解物「ラクティウム」を輸入供給するサンブライト㈱が、同素材のシステマティックレビュー（研究レビュー）をこのほど終え、機能性表示食品の届出支援を開始する。第三者機関に研究委託し、「睡眠の質改善」および「ストレス改善」の2つの機能性について、それぞれレビューを実施した。

　ラクティウムは仏国の酪農協同組合を母体とする栄養機能食品原料メーカー「イングレディア」が開発、製造するサプリメント原料で、海外ではサプリをはじめ飲料から菓子類まで幅広く採用。仏国、豪州、韓国の3カ国については、精神的ストレスに対する有効性を訴求するヘルスクレーム表示が許可されている。

　睡眠の質向上やリラックス作用を訴求する機能性関与成分には、これまでＧＡＢＡなど複数成分が届け出られている。その中でラクティウムの優位性について同社は、「ラクティウムは赤ん坊が母乳を飲むと安らぐのはなぜか、という疑問をきっかけに開発された。乳由来というイメージの良さは、他の成分にはない強みになる」という。