機能性表示食を9月発売 資生堂 保湿訴求 トクホに先行(2016.8.25)
コンニャク(蒟蒻)由来グルコシルセラミドを機能性関与成分とする機能性表示食品を、資生堂ジャパン㈱が9月21日から売り出す。販路はドラッグストアなど資生堂化粧品取扱店のほか同社ECサイト「ワタシプラス」。
同社としては初の機能性表示食品「飲む肌ケア」を発売する。届出表示は「蒟蒻由来グルコシルセラミドは、顔やからだ(頬、背中、ひじ、足の甲)の肌の水分を逃がしにくくすることが報告されており、肌の乾燥が気になる方に適しています」。タブレット形状のサプリメントで、価格はノープリントプライスだが、参考価格は税込1994円(60粒入り、約20日分)。
同社は今年4月、同じコンニャク由来グルコシルセラミドを関与成分とする特定保健用食品の飲料「素肌ウォーター」の表示許可を受けていたが、発売は機能性表示食品が先になりそうだ。トクホの方の販売開始時期も大きく注目されているが、同社は「検討中」だとしている。