健食15カ月ぶり前年割れ 6月のDgS販売額 4~6月はプラス(2016.8.25)
経済産業省がまとめた6月の商業動態統計月報(確報)によると、ドラッグストア(1万3775店舗)の商品販売額は4762.86億円で、前年同月比4.9%(223.27億円)増だった。対前年同月比較の増加はこれで15カ月連続。販売額合計の4分の1を占める食品が同9.2%増の1239.54億円と好調だったほか、トイレタリーなどが伸びた。
一方で健康食品は同1.3%減の166.00億円と15カ月ぶりに前年同月実績を割り込んだ。ビューティケア(化粧品・小物)は同4.0%増の719.88億円と伸びが鈍った。調剤医薬品は同0.2%増の305.68億円、OTC医薬品は同2.9%増の674.23億円とプラスを維持した。
これにより、4~6月の商品販売額は前年同期比6.0%増の1兆4181.75億円とプラスを維持。健康食品も同0.9%増の486.25億円と、わずかながら前年同期を上回った。
なお、健康食品の6月末時点の期末在庫は手持額ベースで前年同期比8.2%増の324.13億円、在庫率は195.3%だった。