健康産業界の専門紙・健康産業流通新聞

　コラーゲンペプチドの美肌作用は1日当たり３ｇの摂取でも発揮される可能性があることを、新田ゼラチン㈱が女性71名を被験者にしたプラセボ対照二重盲検臨床試験で確認し、14日発表した。同社ではこれまで１日当たり５ｇ以上の摂取を推奨していたが、試験結果を受け、「アプリケーションの幅が広がる」と今後に期待している。

　同社によると、この試験の結果、1日当たり3ｇのコラーゲンペプチドを12週間摂取することで、目じりのシワや肌の保湿性のほか弾力性が、プラセボ群と比べて有意に改善した。

　また、試験は韓国で実施したものだといい、同社では現在、同社製のコラーゲンペプチドについても韓国で健康機能表示を行えるよう、現地企業を通じて表示許可を申請している。