東洋新薬、東京大学と連携協定 新規機能性素材の共同研究等(2016.10.3)


 健康食品や化粧品などに活用できる新規機能性素材や製剤技術の開発および実用化などを目的とした連携協定を、㈱東洋新薬と東京大学が3日、締結した。お互いが組織的に推進していく共同研究や、機能性素材の開発などに携わる若手研究者の育成支援などを通じ、健康食品や化粧品について新たな市場の創造を図る。これにより、「一億総活躍社会」の実現への貢献を目指す。

 東洋新薬と東京大学は3日午後、連携協定締結式を同大本郷キャンパス内で執り行うとともに会見を開き、同社の服部利光社長は、「東京大学の革新的研究シーズと、東洋新薬の最先端の商品開発力の融合により、従来技術では成し得なかった次世代型の機能性食品や高付加価値型化粧品といった新規商材の創出を目指す」と意気込みを語った。

 すでに同社らは健康食品関連を中心に5件の共同研究を進めているという。それら以外の研究案件についても今後、同大産学協創推進本部が協力し、同大の研究シーズをピックアップしながら共同研究の創出を順次行っていく計画。


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