米国モリンダ 新ブランド戦略を提示(2016.10.6)
ノニジュースを中心に世界70カ国以上でNB展開を進めるモリンダインク(本社:米国ユタ州)は、先月14~17日の4日間、西欧のモナコにおいて「2016 モリンダ ビジョンリトリート」を開催、世界各国から独立プロダクトコンサルタント(IPC)350組、約700名が参集した。うち日本からは約200名が参加した。日本法人のモリンダジャパン合同会社(東京都新宿区)が9月21日発表した。
今回のイベントは、同社がここ数年打ち出してきた抗AGEのトゥルーエイジ戦略から、これまで培ってきた研究成果などをもとにさらに進化させた製品や新たなビジネス施策で今後進むべき方向性を提示する内容となった。
新たな戦略のひとつは、これまでブランド展開してきたタヒチアンノニ、トゥルーエイジに加え、新たにノニ種子エキスを用いたスキンケアブランドの〝テマナ〟、サプリメントブランドの〝モリンダ ウエルネス〟の2つを加え、これら4つを代表ブランドとしてまとめビジネス展開していく。特にテマナについては、日本法人が近畿大との基礎研究、一昨年から同志社大との製品化に向けた研究から開発に至ったブランド。日本発の製品が世界展開することは同社として初の試みとなる。テマナの日本での販売は来年1月を予定している。
もうひとつがサプリブランドのウエルネス。これまで総合的な健康維持を目的とした製品群はなかった同社だが、幅広い顧客ニーズに対応できるビタミン、ミネラルなどをラインナップすることで、IPCがオンラインストアを通じて新規獲得などから収入の機会を増やす活動につなげる。
サプリブランドについては、新たに追加する製品を披露。パイナップル酵素を主原料に穀物酵素などを配合した「ハイニザイム」をはじめ、CoQ10、ウコン、ルテインの4品で、日本での販売は年内を予定する。
【写真=約700名が参加したイベント 9月14日~9月17日、モナコ】