東日本少なく、西日本相当多い 来春の花粉飛散予測(2016.10.17)


 来春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散量は、九州から東海地方にかけてと北陸地方は例年並みかやや多く、関東甲信から東北地方は例年よりやや少なくなり、北海道では非常に少ない見込みだという。日本気象協会が第1報予測を発表した。

 総飛散数が東北や関東地方で多く、北陸から西の地方では非常に少ない地域もあった今春との比較では、北陸と東海地方、中国地方は多くなり、それ以外の西の地域は随分多くなると見込まれている。なかでも、近畿地方は今春の3.6倍でかなり多い。四国や九州地方でも2.5倍以上と、相当飛散することが推測されている。

 関東から北の地方では、今春の飛散量がやや多かったためか、関東地方はやや少なく、北海道と東北地方は少なくなる見通しだという。

 今夏は全国的に気温が高く、日照時間も多くなり、降水量は平年並みの地域が多かったため、発芽に適した条件が、より揃いやすかったとみられている。


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