印と農業・食品産業分野で覚書 農産物ほか健食含めた加工食品(2016.11.14)


 農林水産省は11日、インド農業・農民福祉省との間に、農業および食品関連産業分野における協力の覚書に署名したと発表した。来年に合同作業部会を設置し、農産物ほか健康食品も含めた加工食品の具体的協力のあり方について、検討を行う。

 インドは近年の経済成長に伴い、健康食品の市場が拡大しており、2020年には現在の市場規模約2500億円が倍増するとの見方もある。

 今回の覚書では、日本の食品メーカーのインド市場への進出、同国企業との協力、インドを製造拠点としたアフリカなど第3国への輸出策なども議論される予定。食品に係るインドの諸規制についてもテーマに挙がる見通しだ。

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