主婦連、トクホ制度見直しを要求 許可更新制の復活など5項目(2016.11.17)
消費者団体の「主婦連合会」(有田芳子会長)が特定保健用食品(トクホ)制度を抜本的に見直すよう、消費者庁や消費者委員会に要求している。日本サプリメントが販売していたトクホの関与成分問題と、それに端を発して同庁が先ごろ実施したトクホ関与成分量調査を受けたもの。許可更新制の復活など5項目の実行を求めている。
要求は今月11日付。要求事項には、トクホ関与成分量調査について「早期に第三者機関による再チェック」、日本サプリメントに対して「許可の取り消しにとどまらず景表法等、法令を厳格に適用」なども含まれる。
主婦連を傘下に入れる全国消費者団体連絡会は、現在のところ、消費者庁などに対して同様の申し入れを行っていないもよう。